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スタッフブログ予防歯科

プラーク染色液

こんばんは!

歯科衛生士の若宮です。だんだんと寒くなってきましたね。身体が縮こまって肩凝りが辛い時期になってきました…

前回のブログに続き、メインテナンスの内容を詳しくお伝えしたいと思います😊

「歯を赤く染め出しさせていただきます〜」

この言葉を聞くとドキドキする方たくさんいらっしゃると思います。笑

「成績表みたいで嫌だわ〜」「今日は自信があるよ!」などと様々な反応が返ってくるのを私も楽しみにさせていただいてます。

さて、この赤い染め出し液、その名も、「歯垢染色液」「プラークチェッカー」などといいます。その名の通り、歯に付着した汚れに色をつけて可視化することができます。歯に付着している歯垢は歯と同じ白色をしているため、見つけるのは難しいですよね。染め出し液の色素が歯垢の中のタンパク質と多糖類に結合するため、歯垢だけが赤く染まるという原理です。

歯垢は、歯周病や虫歯の進行リスクを高めます。あるよりない方がいいですし、多いより少ない方が絶対いいものです。しかし、毎日しっかり歯磨きをしていても案外歯垢は残っているものです。

染まったところ🟰苦手なところ

を認識をした上で、日頃の歯磨きに役立てていただきたいと願いながら、私たちは患者様それぞれに合う方法を考え、歯磨き指導でお伝えしています。「また同じこと言われたわ〜」と投げやりにならず、患者様の苦手が払拭されるまでお付き合いさせていただきます!お手伝いさせてくださいね😊

皆さんのお口の健康を守るためには、我々歯科医療従事者の力だけでは到底敵いません。患者様の協力が不可欠です。

是非とも日々の歯磨きの際には、「あー検診の時、こんなこと言われたな」と思い出していただき、実践していただけると本望です!!

磨き残しの多いところは…

①歯と歯の間 ②歯と歯茎の境目 ③奥歯の噛む面の溝

です!

フロスや歯間ブラシ、タフトブラシなど、歯ブラシだけでは磨けない、痒い所に手が届く清掃補助用具も是非使ってみてください!

毎回検診の最後に検査結果の紙をお渡ししています。実はその中に、磨き残し部位をわかりやすく記載したものがあります。

また、ご自宅でも染め出しをして磨きたい!という意識の高まった方へは、当院受付にて染色液の販売もございます。

併せてご活用ください!

またメインテナンスでお会いできるのを楽しみにお待ちしております😊