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知覚過敏

こんにちは。デンタルクリニックTAKANNAの中嶋です。

毎日気が滅入るような暑さが続いていますが、皆さま体調崩されていませんでしょうか。

 

そんな暑い夏、といえばアイスクリームですよね。

アイス大好きなので最近は毎日のように食べてしまいます。

中には歯がしみるからアイスは苦手、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

歯がしみる原因は虫歯の他に知覚過敏の可能性もあります。

知覚過敏症は正確には「象牙質知覚過敏症」と呼ばれ、特にむし歯になっているわけではないのに、冷たいものを食べたり飲んだりした時にピリッとくる痛みがある症状が特徴です。

その他、ブラッシング時や甘いものを食べた時などにも痛むことがあります。

また症状名にある象牙質というのは、歯の表面エナメル質のさらに内側の組織のことです。

歯茎がさがってしまったりエナメル質が削れて象牙質がむき出しになっていると、外部からの様々な刺激が象牙質から歯の内側の神経に伝わり、短く鋭い痛みを感じるようになってしまうのです。

 

では、知覚過敏に対してはどのように対処すれば良いでしょうか。

 

①ケアグッズを見直しましょう。

硬すぎる毛の歯ブラシを使っていると歯茎が下がってしまう原因になります。

②ブラッシング圧に気を付けましょう。

ブラッシングの力が強いと歯の表面であるエナメル質が削れていってしまったり、歯茎が削れていってしまったりしてしまいます。

ブラッシングは時間をかけて丁寧に優しい力で行ないましょう。

③知覚過敏症用の歯磨き粉を使用しましょう。

即効性はありませんが、2週間程度継続して使用しているうちに、歯みがき剤に含まれる成分の作用により歯がしみにくくなってきます。

④歯科治療の相談をしましょう。

・フッ化物の局所応用や専用薬剤のコーティング等を行い象牙質にアプローチする方法

・歯茎の下がっている部分に別の部位から歯肉移植をする方法

・樹脂の充填や被せ物をする方法

 

などがあります。

もしお困りなことがあれば、一度クリニックで相談されることをおすすめします。

様々な対処法をご提案させていただきます。

 

健康なお口で、アイスもそれ以外の色んな食べ物がストレスなく食べられるようにケアをしっかりしていきましょう。