ブログBlog

こんにちは、歯科医師の長谷川です！

外は少し涼しくなってきて行楽に出かけたい気分ですが、まだ我慢の日々が続きそうですね…

さて、中田歯科でお子様の口の中を診察し、保護者の方に説明するとき、大人の歯（永久歯）が生え始めていることにびっくりされる方が多い印象です。

というのも、一番最初に生えてくる永久歯は子供の歯（乳歯）のさらに奥の「第一大臼歯」という歯です。

生えてくる時期から「６歳臼歯」とも言われていますが、生え始めはしっかりと奥まで覗き込まないとその存在に気づかないかもしれません。

しかし、実は生え始めの永久歯はとても虫歯のリスクが高いため、注意が必要な場所でもあります。

その理由は

①生えたてでエナメル質が未完成

②乳歯との段差に食べかすが詰まりやすい

③歯の溝が深く、汚れを落としづらい

などがあります。

せっかく生えてきた永久歯が、気付かないうちに虫歯になっていたらとても悲しいですよね…

それを防ぐためにも、6歳臼歯が生えて上下で噛み合うようになるまでは、保護者の方が歯磨きをチェックし、必要があれば仕上げ磨きをしてあげてください！

さらに歯科医院での検診とフッ素による虫歯予防で、効果がグッと高まります。

お子様の将来的な口の健康のために、常日頃から気にかけてあげてくださいね。